2015/12/1

ケアンズでの気付き その20:学校の音楽レベルが高い!

昨夜は、友人のお子さんが出演される小学校(うちの娘もそこに1月から通う予定です!)の音楽発表会に行ってきました。普通の小学校の演奏レベルの高さに驚きました。弦楽器も管楽器も打楽器も、すべて大人が使うのと同じものを利用しての演奏でした。(サイズは子供用かも知れませんが)もちろん、低学年の演奏にはたどたどしいところもありましたが、高学年の演奏は圧巻でした。

日本との違いを考えると、1つには、子供に本物を教えているということがあります。

日本では、「子供なんだから」とか「安いから」という理由で、プロになる人など聞いたこともあまりないリコーダーやピアニカを全員に支給しています。もちろん世界的な名演奏家は日本から沢山排出されていますが、それは、学校外での研鑽を積んでのことです。

しかし、ケアンズの小学校では、最初はたどたどしくても、のっけからオーケストラの楽器を与えて演奏させていました。学校が、本物のプロになる道の可能性を与えています。

もう1つ印象的だったのは、発表会の最後の校長先生の言葉です。この小学校が、クイーンズランド州の中でも有数のレベルの音楽教育水準であることを語った上で、それは、招へいした先生の努力の賜物としました。そのうえで、発表会実現に尽力した先生方を舞台に上げて、その功績を讃えていました。

日本で一般的なスタイルといえば、発表会は大体「コンテスト形式」になっていて、プロでもない音楽以外の先生も審査します。そして、校長先生の言葉は、「受賞したクラスも素晴らしかったけれども、そうでなかったクラスも頑張りました。先生は嬉しかったです」といったところが相場ではないでしょうか。

ケアンズの小学校の校長先生の言葉からは、この学校をどうしたいのか?という先生の思いや戦略、そして、その実現のために実際に努力をした人を讃える姿勢が読み取れました。