2008/12/5
書評:勝間和代『起きていることはすべて正しい』
■勝間さんとのつながり
実は、今は有名人になった勝間さんと、ほんのちょっとだけつながりがあるのが私の自慢です。勝間さんがマッキンゼーにいらした頃、同窓生サイト「この指とまれ」の大学同期に「経営コンサルタント」として登録しておられた勝間さんを発見したのです(大学生当時は全く面識はありません)。当時、人事コンサルタントとしてのキャリアの駆け出しだった私は、無鉄砲にもこの「経営コンサルタント」の女性にコンタクトを取ったのです。経営コンサルタントの生き方を知りたかったのです。そうしたら、今は勝間本で触れておられる栄えある「ランチ・ミーティング」に誘われました。もう7~8年前ですが昨日のように思い出します。
そんな縁もあり、昨年来の「勝間本」は、ほとんど買っています。
■今まで勝間本に触れたことのある人にとって、この本は?
ですから、私にとって、『起きていることはすべて正しい』は、今までの「勝間本」プラス@の付加価値が求められるということになります。そして、そのニーズは完全に満たされました。いつもながら、同じ年齢なのに、ただただ「脱帽」です。
1つは、今までの「勝間本」に述べられているノウハウと重なっている部分はあるものの、違う切り口で捉え直している点です。今までの「勝間本」を読んでいたときは、「なるほど~」と思っていたが、実際には実践していなかった事柄をもう一度思い出しました。「あ、やっぱり大事なんだ~」と再認識です。今度は頑張ります!
2つ目は、新しく加わったノウハウです。大きくは、「感性の部分」と「人間関係の部分」で、勝間さんがどのように成功してきたかが触れられています。すべて「具体的な技術」として丁寧に解説されていますので、「自分でもやればできるんだ!」と感じ取れることが大きいです。
3つ目は、書籍全体を通して、これは感覚的なことですが、今まで以上に情報がぎっしりと詰め込まれて筋肉質な文体になっています。それでいて「読みやすさ」には変わりはなく、す~っと読めてしまいます。
そんなわけで、これまでの「勝間本」フリークにもお薦めの一冊です。
■勝間本が初めての人にとって、この本は?
初めての人にとっても、この本は、「最初の勝間本」としての位置付けを保ち得る内容をもっています。というのは、この本は、さまざまなビジネススキルの基礎になる能力を身に付ける内容になっているからです。まずはこの本を手にとってみて、さらに他の勝間本あるいはビジネススキルを語る本に移っていくのも1つの方法だと思います。
ということで、「勝間本」が初めての人にもお薦めです。