2008/2/16
出産一時金を300万円に増額しては?
現在、健康保険からの出産一時金は35万円支給されますが、そのすべては出産時入院費用で飛んでしまいます。 http://syussan.moo.jp/nyuuinhi.html ですから、出産後は、基本的に養育費は「持ち出し」となり、「経済的には苦しくなる」のが一般的な家庭であると思われます。そうなると、景気の先行きが不透明で賃金も右肩上がりの増額が望めない中、経済的な理由で出産を見合わせる家庭も少なくないと推測できます。
そこで、少子化対策として、出産一時金を現行の約10倍の300万円にしては?というのが、今回の提案です。
これ位の支給があれば、「損得なし」を飛び越えて、「産んだら得!」という意識が生まれてくる効果があると思います。たとえば、数年間、効果測定をやってみる価値はあるのではないかと考えます。
デメリットとしては、まず、コストです。年間100万人の子供が産まれるとして、約3兆円で、現行の3500億円の約10倍になります。しかし、将来の労働力確保という視点から見れば、惜しい出費ではないように思います。
また、お金のために産むのか?という倫理面の問題もあるかも知れません。戦争中の「産めよ増やせよ」政策に対する心情的な反発もあるようです。しかし、フランスのように出産手当増額で出生率を上げた国もあり、倫理面だけを根拠に反論するのはどうかと思います。
その他にも様々な論点があるかも知れません。 その辺りの課題が↓に掲載されているようです。 樋口美雄『少子化と日本の経済社会』(日本評論社、2006)
もう少し、勉強を進めてみて、理解を深めていきたいと思います。
皆さんも、お考えをお寄せ下さい。