2008/2/16
「格差問題」を自分にひきつけて考える
現在、私は、幸い年収300万円未満の「ワーキング・プア」層には属していません。 そのため、「格差問題」といっても、他人事になります。
しかし、次の2点から、「格差問題」も、実は自分に関わる問題でもあります。
1つ目は、不慮の事態による障害・疾病、それから将来の老齢化等によって、自分自身、貧困に陥る可能性がある、ということです。そのことを考えると、自分自身の「保険」として、貧困層の社会福祉に貢献する意味があります。 このことは、↓の岩田正美『現代の貧困』(ちくま新書、2007)によって学んだことです。 http://www.amazon.co.jp/dp/4480063625/
2つ目は、ワーキング・プアの方が、働くことも出来ないほどの貧困に陥ると、生活保護の手当を受けることになります。そうすると、「税金」という形で、私も、その方のために手を差し伸べなければなりません。
ワーキング・プアの方に対して、「憐憫の情など心情的な理由で支援する」というのは、私にとっては、少し嘘っぽいのですが、自分に関わることと認識すると、問題意識が強くなります。 だからといって、何か具体的な活動を実践する、という訳ではありませんが。
他方、基本的には、自助努力による競争社会が建前であるという原則は、支持します。 手を差し伸べる対象となるのは、どうしても、競争社会の土俵に乗るにはハードルが高い方々であると考えています。